健康・看護

適応障害を解説【なりやすい人・症状・改善策・うつ病との違い】

適応障害ってどんな病気?

適応障害になりやすい人はどんな人?

適応障害になったらどうしたらいいの?

適応障害とうつ病は違うの?

こんな悩みに対してお答えします。

こんにちはきちです。

今回は鍼灸師として日々様々な症状を抱えている方と関わっている私が

適応障害」について解説します。

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適応障害とは

適応障害は環境や状況にうまく対応できないことで心身に何かしらの影響が出る病気です。

きっかけとなって出来事から1ヶ月以内に発症することが多いと言われています。

適応障害になりやすい人

適応障害になりやす人は環境や状況が変わった出来事に対して、他の人より繊細に感じたり気にしたりする傾向が強いタイプが多いです。

適応障害になりやすいタイプの人

繊細な人
切り替えが苦手な人
評価が気になる人
相談相手がいない人
弱音を吐けない人
頑張り過ぎな人
逃げられない人

こういったタイプの人が適応障害になりやすいです。

適応障害の症状

適応障害の症状は精神的な症状身体的な症状行動的な症状が起こります。

精神的な症状

不安・焦り・抑うつ・怒り・神経過敏

身体的な症状

不眠・頭痛・倦怠感・めまい・肩こり・汗・震え

行動的な症状

暴食・暴飲・遅刻・欠席・破壊行為・涙もろい

このような特徴的な症状が現れます。

そして症状は人によって様々で、パターン化されます。

Aさんが症状を発症する時は「怒り・頭痛・暴食」が増える

Bさんが発症する時は「焦り・汗・涙もろい」といったように

症状はある程度固定されます。

この症状は元々の性格や考え方から関係していると言われています

芸能人に適応障害が多い理由

先日、女優の深田恭子さんが適応障害というニュースがありました。

深田さんの症状は涙もろさと、神経過敏が報告されています。

深田さん以外にも適応障害になる芸能人はたくさんいます。

その理由は多くのストレスに晒される機会が多いことや、責任感が強いことが上げられます。

自分は見られているから仕事を投げ出すことは出来ない、多くの人に迷惑をかけることはできない、視聴率が気になる

などといった私達一般人が生きている中で感じることのないストレスを必ず抱えています。

そのストレスに上手く対応できる場合は大丈夫ですが、対応しきれず疲れてしまった時は症状が出てしまいます。

こういった理由が芸能人に適応障害が多い理由と言えます。

適応障害になった時の対応策

適応障害になった場合は環境の整理、調節が重要になります。

認知行動療法

認知行動療法はストレスに対する「考え方」「捉え方」を変えることから始めます。

人は誰しも考え方の癖を持っています。

例えば仕事で出来ていないことを指摘された時に、自分自身を否定された気持ちになる人がいます。

しかしこの場合、仕事に対する自分の行動と結果に対してフィードバックを受けただけで

その人自身の人間性は一切否定されていません。

繊細な人や気にしがちな人はそこまで考えてしまうことがあります。

こういった考え方を改善することが認知行動療法になります。

問題解決療法

問題解決療法は実際に起っている問題を理解してそれに対する解決行動を行う治療です。

適応障害の人はストレスから自分に今起こっている問題が何かを明確に理解できていないことがあります。

上の例でいくと

仕事上で求められているタスクをこなせていないという結果が起こってしまっています。

ではなぜ、求められていることが出来ないのか?その原因はたくさん想定できます。

・他の仕事に時間を取られてしまっている

・どうしたら求められているタスクをこなせるかがそもそも分かっていない

・専門的な知識が無い

・サポートしてくれるチームの人数が少ない

・コロナの影響で取引先と連絡が取れない

といった原因を洗い出し、それに対する手段を取ることが懸命な行動です。

また自分の症状に対して「何がツライのか」「何がしんどいのか」を明確にすることも大切です。

・責任を果たせないこと

・仕事が進まないこと

・人から指摘を受けること

こういったことを細かく分析することが大切です。

それを踏まえて自分に何ができるのかを考えていくように話し合います。

カウンセリングが大切

適応障害になった人に対しては話を聴いてあげることが何より大切です。

カウンセラーは見守る気持ちを第一に考え、無理に励ますことは避けるべきです。

その人の良き理解者になることに努めましょう。

適応障害とうつ病の違い

適応障害とうつ病はよく同じ病気であると認識されますが、異なるものです

適応障害はストレスに対して「心が折れる」といった表現が合う病気です。

これはストレスに対する直接的な反応になります。

それに対してうつ病は慢性的なストレスから発症し、心ではない脳の病気です。

執着的な気質が強く何をしても楽しむことが出来ないといったことが特徴です

行動面での違い

行動面でも適応障害とうつ病は異なります。

適応障害は

抑うつからの不安や焦り、大きな声を出す、怒鳴る、アルコール依存、虚偽の発言、攻撃的な態度などがあります。

うつ病はこういったものは出てきません。

ストレスに対する反応の違い

またストレスが無くなった時の反応も異なります。

適応障害の場合はストレスから離れると症状が消えていきます。

しかしうつ病の場合はストレスがなくなってもずっと症状が続くことが特徴です。

まとめ

適応障害は繊細な人や、気にしがちな人になりやすい病気

精神的・身体的・行動的な症状が現れる

認知行動療法と問題解決療法を用いると良い

適応障害とうつ病は別物

適応障害は誰でもなり得る病気です。

身近にいたら話を聴いて、受け入れる姿勢で関わってあげることを意識してみてください。

今回もありがとうございました。