健康・看護

産後の骨盤矯正をする前に読む記事

産後の骨盤矯正は必要か?

皆さんこんにちは!きちです。

今回は、「産後の骨盤矯正」についてお話していきたいと思います。

今回の記事を読んでいただくと

出産後に骨盤矯正を行うべきなのか?

もっと他にやることは無いのかなどの判断がしやすくなると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

※今回の記事の前提として

私は「産後の骨盤矯正」という内容に否定的です。

しかし「産後の身体のケア」という意味では賛成派であり

必ず行った方がいいと思っています。

そこをご理解いただいた上で読んでいただければと思います。

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目次

  1. 産後の骨盤矯正とは?
  2. 産後の骨盤矯正は必要ないと考える分け
  3. では、何をしたらいいか?
  4. まとめ

産後の骨盤矯正とは?

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【そもそも】

産後の骨盤矯正は妊娠出産時には骨盤が開いたり歪んだりするのを

改善しよう!という目的で行われるものです。

妊娠出産は身体にとても負担がかかりやすくとても魅力的なメニューであり

多くの地域で行われこれを読んでいる方やあなたの知人でも

受けたことがあるものと思います。

【産後はどうなるか?】

妊娠、出産は母体にとってかなりに負担であることはもちろん

その後も影響を大きく残します。

よく言われるのが産後太りであったり腰痛や尿もれ、骨盤が開いたままであるといったことです。

また睡眠不足にもなりがちで体調を崩すママさんたちもよくいらっしゃいます。

現実的に考えてお腹の中に赤ちゃんがいるという自覚を10ヶ月近く持ち続けて生活することは

良くも悪くもストレスや緊張感があり心身に必ず影響を与えています。

また妊娠した後も、赤ちゃんの様子が気になりここでもずっと緊張感を持って

生活しなければならないため休まる時間がなかなかできません。

その結果先程上げた症状だけでなく人それぞれ色々な状態になることも

珍しくありません。

産後鬱と言われるのもこの辺りからでしょう…

【産後の骨盤矯正をした方がいいと言われる理由】

世間一般で言われている産後の骨盤矯正をする理由について解説します。

・腰痛の解消
・産後太りの解消
・骨盤の開きを戻す
・筋肉のバランスが悪い

まだまだありますがこれらのことが一般的には言われています。

骨盤の歪みを解消するとこれらが良くなると言われると

なんとなくそんな気がしてきますよね!

しかし本当にそうでしょうか…?

産後の骨盤矯正は必要ないと考える分け

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冒頭にも書いたとおり私は「産後の骨盤矯正」というメニューや内容に否定的な人間です。

その理由をまずはお話してきます。

【もし、本当に必要なら】

皆さんが産後の骨盤矯正を受けよう!と思った時にどこに行こうと思いますか?

またネットで産後の骨盤矯正をしている場所を探すとなると

どこが出てくるでしょうか?

おそらくどの地域でも整骨院や整体院が出てくると思います。

ではなぜ、出産した病院、産婦人科では「産後の骨盤矯正」を行っていないのでしょうか?(病院が全てとも思ってはいないけれど…)

例えば膝の半月板の手術を行いました。入院後ある程度回復すると

次に待っているのがリハビリです。

このリハビリは病院で行うことができるのが基本です。

(病院でやらないという選択もあるが病院でやるという選択もできる)

しかし病院で産後の骨盤矯正を行っているところはほぼ無いでしょう。

これはお医者さんの立場からして「産後の骨盤矯正」が医学的に必要ではない

からではないでしょうか?

もし本当に必要な「こと」であればおそらく病院で行うはずですし

先生であったり病院の方がそこに精通しているはずです。

しかし実際に行っているのは整骨院や整体院の先生です。

ここになにか疑問を感じませんか…?

【産後の骨盤矯正をするべき理由に対する疑問点…】

ここからは上記にある「産後の骨盤矯正をしたほうがいい理由」にあげた

症状に対して話していこうと思います。

・腰痛の解消について

産後に腰痛になる方はたくさんいます。

ここで言われるのが「妊娠出産をして骨盤が歪んでいるから痛みが出ています」というものです。

これはもう決り文句ですね←

しかしここで1つ質問です。それは、妊娠前には腰痛はありませんでしたか?

もし妊娠前に腰痛がなくて産後に腰痛になったのであれば妊娠出産が

関係している場合も考えられます。

しかし妊娠前から腰痛があるのであれば、妊娠出産はそんなに影響しているでしょうか?
(同じような痛み・症状と仮定する)

もちろん10ヶ月間お腹の中に赤ちゃんがいたのでストレスはあったはずです。

しかし「もともとの腰痛」+「妊娠出産」=痛みなので

もともとの腰痛をどうにかするべきではないか?考えるのが妥当です。

妊娠前には腰痛がなかったという方に関しては妊娠出産が腰痛に関係しているといいました。

しかしここでまた1つ質問です。

では、その腰痛は骨盤の歪みから来ていますか?

「腰痛=骨盤の歪み」という概念がもう成り立っていますが

もし妊娠前に痛みはなくて妊娠出産で骨盤が歪んで腰が痛いのであれば

妊娠前は歪みがなかったということになります。

本当に「私は妊娠前は歪んでいなかった」という自信はありますか?

こう聞かれると少し考えるかと思います。

・産後太りの解消について

続いては産後太りに関してです。

妊娠中に体重が増えて出産後に体重が戻らないという方の話もよく聞きます。

これは何に影響しているのでしょうか?

よくホルモンバランスということが言われますが、もしそうなら

普段からホルモンバランスが乱れがちな人が全員太っているということになります。

わからないですよね…

ここで皆さんに1つ情報をお伝えします。

女子のプロボクサーやスポーツ選手は産後太りをしにくいということが言われています。

これの理由は色々あると思いますが基本的な運動量は大いに関係していると思います。

それに加え女子のスポーツ選手はホルモンバランスが悪く月経が乱れている場合も珍しくありません。

妊娠中は基本的に多くのママさんたちは運動する機会が激減すると思います。

その状態で妊娠するわけですしその分栄養も摂らないといけません。

その時骨盤矯正を行ったところで体重が落ちるでしょうか?

多少は変化があるのかもしれません(本当に多少…)

しかし運動することのほうが身体にとっては確実に良い影響があると思います。

・筋肉のバランスが悪いについて

筋肉のバランスが崩れるということもよく言われますね。

ここに関しては

「そもそも筋肉のバランスが左右一緒である必要はあるのか?」

という疑問で解決します。

利き腕があり、利き足があり、抱っこする時も抱きやすい方の腕があります。

もしあなたがアスリートで左右どちらもバランスよく使わなければ

いけない状況であるならバランスも考えていいですが

もしそうでなければ多少のアンバランスは気にしなくても大丈夫ですよ!

・骨盤の開きを治すについて

出産すると骨盤が開き、それを治そう!と言われています。

まず開きを治す必要性について考えてみようと思います。

皆さんなぜ「骨盤の開き」を治したいと思いますか?

スキニーパンツが履けなくなった、身体のラインが気になるなどスタイルに関することも聞きますし

健康に悪い、ホルモンバランスが崩れやすいという意見も耳にします。

言われてみるとなんとなくこれらの意見も本当に聞こえますし

骨盤を締めたらパンツが履けそう!となるのもわかります。

またここで1つ質問です。例えば、スキニーパンツをきれいに履きたいと

思う方が気になっている理由は骨盤の歪みでしょうか?

よく同じような悩みのママさんと話していると気になっていることは

「大転子」といって太ももの骨(大腿骨)が外に出っ張っている状態というが多いです。

これは骨盤の問題というより股関節の問題です。

股関節も骨盤と大腿骨からできているから骨盤矯正が必要という理論をいうこともありますが

私からするとそんな低思考者は黙っておけと思います笑

話を戻しますが、骨盤矯正をする前に

股関節のはまり具合であったりをまずは見直すことが必要だと思います。

そして骨盤の開きを治すということに関して

そもそもの「骨盤矯正」ということに関してお伝えします。

骨盤矯正と聞くとどんなことをしてもらえると思いますか?

ボキボキされたりじっくり押し込むようにされたりすることをイメージする方が多いと思います。

やり方はどうでもよくて

そもそも身体の外から押し込んだりして骨盤が矯正されるでしょうか?

骨盤は腸骨、寛骨、仙骨という骨が靭帯によって合体しているものです。

特に仙骨と腸骨でできる仙腸関節がズレるとよく言われます。

仙腸関節がズレるかズレないかという話もされることがありますが

ここの関節が靭帯で補強されている以上動くと思われます。

もし動かないものであるならそもそも靭帯ではなく縫合されるべきです。

しかしそんなにバコバコ動くものでもありません。

それを皮膚の外から押して狙い通りに動くでしょうか?

妊娠期間は10ヶ月です。

実際にお腹が大きくなってきて骨盤に影響を与えるのが半年間だとしても

半年間で歪んだものを例え数回アプローチしたところで変化がでるでしょうか?

しかも狙い通りに…

よくバキバキやる矯正をして音がなる動画もインスタやYou Tubeで観ることもあります。

音はなります。でもそれが骨盤が狙い通りに動いているという保証はどこでしょうか?

長くなりましたがまとめますと、

長い期間かけて歪んだものを数回身体のそとから押し込んだりしたとて

もとに戻るかは甚だ疑問が残るということです。

【産後の骨盤矯正をして痩せたという意見に対して】

また産後の骨盤矯正をして痩せた!体重が減った!という意見も聞きますし

インフルエンサーがSNSで発信していますね。

ここも怪しいもので…

インフルエンサーで活躍するママさんはスタイルの良い方がたくさんいます。

そういった方は身体のケアのために骨盤矯正「だけ」をしているでしょうか?

おそらく他に運動であったり食生活を気をつけていたりしているはずです。

その「たくさんしているケアの1つ」として整骨院や整体院で骨盤矯正を

受けているにすぎないでしょう。

そうなると産後に痩せた理由が骨盤矯正によるものかは分かりませんよね。

そういうことです。

では、何をしたらいいか?

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ここまで散々に「産後の骨盤矯正」を否定してきました。

ここで終わると「だったらどうすりゃええん!」という声が聞こえてきそうです。

さすがにそんな無責任なことはしないので何をしたらいいかを話していきます。

【まずは今の症状によってやること決める】

かといって、みんなこれをやればいいよ!という答えはなかなか出ません。

それは相手が人でありみんなそれぞれ違うからです。(ここはご理解ください)

そんな中でもまず何に困っているか?を明確にしましょう。

体重が落ちない、スタイルが崩れた、腰が痛い、肩こりが酷い、眠りが浅い

などなど上げたらキリが無いですが何に悩んでいますか?

そして産後とかに関係なくその悩みを解決してくれる場所(整体院や整骨院)にいくことをオススメします。

ここで「産後だから…」と考えすぎるとフォーカスする部位が一気に骨盤に

なりがちなので考え過ぎないようにしましょう。

【運動の再開は必須】

そして多くの方に共通で必要なことは「運動」です。

おそらく多くの方が半年近くはまともに運動をしようと思っても

できない時期があったはずです。

また少しの運動はストレスの解消にも効果的ですし動いた日は眠りにつきやすい方も多くいます。

運動の内容ですが基本的にはまずは「歩く」ということから初めて見ると

いいと思います。

筋トレなどを行うことも別に悪くはありません。

しかし日常生活を送ることから再スタートするわけですので

当たり前の運動である「歩行」すなわち「散歩」くらいからで大丈夫です。

もう散歩しているよ!という方は次に筋トレなどで負荷をかけていくといいでしょう。

重りを持って行うことでも構いませんし、自分の体重だけで行うものでも最初は問題ありません。

しっかりと関節も動かす運動をすることをオススメします。

まとめ

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ここまで色々なことをお伝えしてきました。

産後の骨盤矯正を受けるのも受けないのも個人の自由ですし

「なんか興味あるなぁ」という方は受けてみるのもいいとは思います!

しかしみんな受けているからといった理由であれば少し考えてみてはいかがでしょうか?

お金もかかりますし時間も取られます。

また1度行ってみたいと思う整骨院、整体院に電話して

どのようなことをしてくれるのかを確認するのも1つの手だとも思います!

冒頭にもお伝えしましたが

産後の「骨盤矯正」ではなくて産後の「身体のケア」としてできる範囲から

運動を始めることをオススメします!

もし迷われている方はTwitterやコメントでお気軽にご質問ください。

今回もありがとうございました。