健康・看護

看護方式のメリット・デメリット!【知っていると働き方が変わる!?】

看護方式ってなに?

看護方式を知っていると何がいいの?

今回はこんな疑問についてお答えします。

こんにちはどんです。

7年目の病棟看護師が看護方式の種類やメリット・デメリットについてお話します。

就職する前は、看護方式なんて全く意識していませんでした。

しかし、働いてみてわかったんです。看護方式って働く上で重要!

だから知っておいてほしい看護方式についてまとめました。

看護方式って何?

看護方式とは、病棟で働く看護師が、適切な看護を行う上でどういった方法を取っているかを表したものです。

以下に看護方式の種類とメリット・デメリットを書いてみました。

看護方式の種類

・チームナーシング

・固定チームナーシング

・プライマリーナーシング

・モジュールナーシング

・機能別ナーシング

・PNS

チームナーシング

特徴:看護単位のなかに1つないしは複数のチームを構成し、チームリーダーのもとに看護師、看護助手などで患者のケアを行います。チームメンバーは日替わり、週替わりとなります。

もとは、アメリカで有資格者と無資格者の混在する看護職員をチームとし、効果的に機能させるために確立されたものです。

日本の歴史として、プライマリーナーシング→機能別ナーシング→チームナーシングとなったといわれています。

例えば、、

①A診療科とB診療科で分ける

②感染症と非感染症で分ける

など病院、病棟ごとで分け方は多様です。

メリット

・チームで患者を見るため、個々の能力に左右されず、一定水準の看護ができる。

デメリット

・患者に寄り添う看護が難しい(特定の患者に対するケアの達成感を持ちにくい)

固定チームナーシング

特徴:チームを半年や年単位で固定したもの。チームナーシングに加え、それぞれの患者には受け持ち看護師が存在し、チームで患者を支えます。

メリット

・担当看護師が決まっており、患者の信頼を得やすい。

・チームで患者をみるため、個々の能力に左右されない。

デメリット

・チームの連携が重要になってくる。

・苦手な看護師がいると、うまく連携が取れない原因となる。

プライマリーナーシング

特徴:1人の看護師が患者の入院から退院までを担当します。

メリット

・患者との信頼関係が構築しやすい。

・看護師の責任感を養うことができる。

デメリット

・1人の看護師が担当するため、看護師の能力に差がでやすい。

・看護師間の情報伝達が希薄になりやすい。

モジュールナーシング

特徴:チームの看護師をさらに数名ずつのモジュール(単位)にわけ、モジュールごとに担当患者の入院から退院までを担当するします。

簡単に言うと、プライマリーナーシングとチームナーシングを合わせたものです。

メリット

・ひとつのモジュールで持つ受け持ち患者は少なくなるため、患者に集中して関わることができる。

・回復過程を一貫してみることができ、やりがいを見いだしやすい。

デメリット

・他のモジュールが担当する患者の情報が薄くなる。

機能別ナーシング

特徴:複数の看護師が業務ごとに役割を決めてケアを行います。

例えば、

①バイタルサイン測定

②投薬、注射

③清潔ケア

など役割があります。

メリット

・看護師の能力に合わせて業務をあてられる。

・分業することで効率よく働くことができる。

デメリット

・分業制であり看護師の「看護をした」という満足度は低い。

・患者からみて担当者がわかりにくい。

PNS

特徴:安全で質の高い看護を提供することを目的とし、2人の看護師が良きパートナーとして対等な立場で、お互いの特性を活かし、相互に補完し合います。

メリット

・看護師間の技術や知識の補完ができる。

・2人で業務を行うため安心感がある。

・2人で処置や指示の確認を行うため安全性が高まる。

デメリット

・人手が必要。

・必ず看護師2人で動くため、その日の担当患者数が増える。

・看護師間の能力や経験の差がストレスとなる。(一方の看護師に負担がかかる。)

以上が看護方式の種類となります。

看護方式を知っておくべき理由

性格や価値観が影響する

例えば、誰とでも話せる人、話すのが苦手な人、普段の生活で多重課題が苦手な人、様々な人がいると思います。

自分の良い点を看護方式に当てはめると、働きやすさが格段に変わります。

それとは反対に自分の性格や考え方と看護方式が当てはまらない時は働きにくさを感じてしまいます。

誰とでも話すのが得意な人はチームナーシング

話すのが苦手な人はPNS・固定チームナーシング

多重課題が苦手な人は機能別看護

患者さんと深く関わりたい人はプライマリーナーシング

などといった性格と特徴がマッチするかが大切です。

働く病院や病棟がどういった看護方式を取っているのかを理解することは

そこで働く上でとても重要になります。

転職する時のヒントになる

看護師として転職する際に次の病院・病棟の看護方式は必ずチェックするべき項目です。

転職先でうまくやっていけるかは人それぞれですが、看護方式が自分の慣れたものであれば

働きやすさを感じることができると思います。

給料や通勤にしやすさなど転職する際、チェックするとは思いますが

実際に働いてみることを看護方式から想像することも大切ですね!

まとめ

いかがでしたか?

就職活動をする上で自分が働きたい病院がどの看護方式をとっているのか知っていると、心づもりもでき入職後働きやすいかもしれませんね。

また、どの病院で働きたいか決まっていない人は看護方式から病院を選ぶのも良いかもしれません。